XMTradingで口座凍結する原因は？凍結解除の方法も

XMTrading（エックスエムトレーディング）は多くの投資家にとって人気のある外国為替取引（FX）プラットフォームです。しかし、投資家が注意すべき点の一つは、口座凍結の可能性です。XMTradingで口座凍結される原因とは何でしょうか？この記事では、主な原因と注意点について詳しく解説します。

XMTradingで口座凍結する主な原因とは？

まずは、XMTradingで口座凍結する原因を紹介します。一言で口座凍結と言っても、様々な原因があります。

口座凍結の原因｜90日以上の取引がない

XMTradingで90日以上の取引がない口座は、口座の利用ができない状態（休眠口座）となります。取引とは、入金や出金、そしてトレードを指します。よって、90日間入出金やトレードのない口座はXMTrading側で口座休眠されてしまうので注意しましょう。

XMTradingで休眠口座になる場合、特別な連絡などは配信されない点にも留意しておきましょう。休眠口座を防ぐためには、自身で口座の利用頻度を把握しておく必要があります。

口座凍結の原因｜不正な入金や出金を行った

XMTradingで入金や出金を行う際、不正な方法での資金移動は厳しく取り締まられます。たとえば、他人の口座からの入金や出金、または不正な金融取引手段を使用するのは違法です。このような行為が発覚すれば、即座に口座凍結の措置が取られます。

XMTradingでは原則として、登録した名義と異なる名義を利用した入出金はできません。家族や友人の口座を利用すれば不正と判断されるほか、同一人物であっても旧姓の口座などの理由から名義が異なる場合には不正と判断される恐れがあります。

口座凍結の原因｜両建て行為を行った

XMTradingでは一部の両建て行為を禁止しています。両建て行為とは、同時に複数の通貨ペアに対して買いと売りのポジションを持つ行為を指します。異なる通貨ペアにおいて利益を得るためのトレーディング手法として用いられており、相関性の低い2つの通貨ペアを同時に保有して、為替変動によるリスクを分散させる利点があります。

XMTradingの場合、複数口座間による両建て取引が禁じられています。また、他のFX業者を利用した両建て取引も禁止行為のひとつです。意図せず不正を行わないよう注意してください。

口座凍結の原因｜不正なトレード手法を使用した

XMTradingは、トレーダー自身のトレード手法に基づいて取引を行えます。しかし、不正なトレード手法の使用は禁止されています。例えば、価格操作やマニピュレーション、スキャム行為などの使用は許容されていません。

価格操作とは、通貨の価格を人為的に操作し、市場参加者に不利益をもたらす行為を指します。価格操作は市場の透明性や公正性を損ない、トレーダーや取引業者にとって深刻な結果をもたらすため禁止行為とされています。

大口の取引による価格操作、または情報の不正利用や市場の操作を行うマニピュレーションも口座凍結につながる行為です。また詐欺行為も口座凍結に値します。

口座凍結の原因｜アービトラージを行った

アービトラージはXMTradingの禁止行為に定められています。アービトラージとは、同一の資産（通貨ペア）が異なる市場で異なる価格で取引されるもの。たとえば、米ドルを日本円で購入する場合、海外の為替市場と国内の為替市場では価格に微妙な差が生じますよね。

アービトラージトレーダーは、この価格差を利用して、安値で購入し高値で売ることで利益を上げる手法です。利益を優先してアービトラージを行う行為はしないように注意してください。

口座凍結の原因｜規約に違反した

XMTradingの利用規約に違反する行為も口座凍結の原因となります。例えば、他の投資家への嫌がらせや脅迫、虚偽の情報提供、または不正な宣伝などがその一例です。規約違反は重大な問題であり、発覚した場合には口座凍結が行われます。

また、ボーナスを不正取得しようと、他人になりすまして新規口座を開設する行為も規約違反です。そのほかにも口座開設時に虚偽の情報を使用する行為も口座凍結に該当します。生年月日をごまかす行為も不正と判断されるため注意してくださいね。

※XMTradingでは18歳以上から口座開設が可能

XMTradingの利用規約は、XMTrading公式サイトに明記されているので確認してください。

XMTradingの休眠口座から口座凍結までの流れ

XMTradingを利用せずに期間が過ぎると、利用していない期間が90日になった時点で休眠口座となります。休眠口座では毎月一定の手数料が引かれます。休眠口座の状態が90日間続くと口座凍結となります。

休眠口座になって90日が経過しても、アカウントに資金がある場合には凍結が先延ばしされます。休眠口座のアカウントに資金が無くなってから90日間が経過すると、口座凍結されます。

XMTradingで口座凍結されたら資金はどうなる？

XMTradingで口座凍結された場合、口座内の資金はどうなるのか気になりますよね。口座内の資金移動に関しては、2つのパターンに分類されます。

ひとつは、不正行為を行って口座が凍結された場合。この場合は、口座内の資金は移動できません。銀行口座や電子ウォレット、クレジットカードへの出金は不可能です。よってトレーダーは利益を失います。不正行為によるリスクは大きいため、トレーダーは利用規約をしっかりと把握しておく必要がありますね。

ふたつめに、90日以上の口座の利用がないために口座凍結された場合。この場合、休眠口座になった時点で、口座内の資金から手数料が毎月5ドルずつ徴収されていきます。そして最後には口座の残高が無くなります。

XMTradingで口座凍結されたらボーナスはどうなる？

ボーナスも資金と同様に、口座凍結により消滅してしまいます。ボーナス額の大きさにかかわらずすべて消えてしまうため、口座を閉鎖したい場合には、ボーナスを使い切ってから口座を閉鎖するのが得策です。

また、ロイヤリティランクに関しては、休眠口座になった時点でリセットされます。再び口座再開しても、初めて利用する際と同じ状態からスタートする点を留意してください。XMTradingでは、ひとり8つまでアカウントを作成でき、8つのアカウント中のどれかひとつでも使用すれば休眠にはなりません。

XMTradingで口座凍結された時の対処法

XMTradingでの口座凍結は、投資家の保護と適正な取引環境の確保を目的としています。しかし、不正をしているつもりはなくとも意図せず不正と判断されて口座凍結してしまうケースもあるでしょう。

トレーダーは利用規約に記載のあるルールを遵守する必要がありますが、もし原因が分からず口座凍結してしまった場合は、XMTradingのサポートへ連絡してください。

最も早い返信に期待できるのは、ライブチャットサポートです。対応時間内に、サポートスタッフへ口座凍結の理由を確認してみましょう。XMTradingでは、日本語を話せるサポートスタッフが問い合わせに対応してくれるので安心してくださいね。

上の画像は、最近入金方法についてサポートに問い合わせを行った際の内容です。XMTradingのサポートは非常に丁寧に問い合わせに対応してくれるうえに、ライブチャットの返信が早いという特徴があります。

なお不正以外の理由（アカウントを使用していない）場合、休眠口座（口座凍結になる前）の段階では取引を行うと口座凍結を回避できます。少額でも取引を行えば、再度口座を利用できます。具体的には、1ロット以上のトレード、または入金により休眠口座を解除できます。

XMTradingで口座凍結を解除する方法

「一度口座凍結されたら解除できるの？」という疑問を持つ方も多いと思いますが、結論から言うと「理由次第」としか言いようがありません。というのも、不正と判断されて口座凍結した場合でも、理由次第ではXMTradingを使い続けられるケースもあるからです。その一方で、意図せず不正を行ってしまい、二度と口座凍結を解除してもらえないケースもあります。

ちなみに、不正により口座凍結した場合、もし不正の疑惑が晴れた場合も、口座凍結された口座と同じ口座は使えません。XMTradingで新たに口座を開設して、取引を利用する形になります。その際、ボーナスの不正取得などを防ぐために、サポートへ連絡を入れて新規口座開設を行ってください。

また、ボーナスの二重取りを疑われないためには、口座凍結した際に利用していたアドレスと同じアドレスを利用する必要があります。意図しない不正によって口座凍結してしまった方は、再度トラブルを起こしてしまわないように慎重に新規口座開設を行いましょう。